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全100面!

 

当時、「面が多い=長く遊べる」と

無邪気に思っていた私たちファミコン黎明期の少年たちが、

発売を待ち焦がれたゲームがありました。

 

それが「アトランチスの謎」です!

 

「全100面」という肩書きを引っさげ、

ファミコン黎明期の1986年4月に発売されました。

 

もちろん、すぐに購入してプレイしましたよ。

ですが、絶望的に難しい操作、理不尽な仕掛けの数々により、

私たちファミコン少年の期待は見事に打ち砕かれたのでした!

 

しかし、「なんだこのゲーム!」と思いつつも、

友達と情報交換しながら夢中になって遊んだのも事実です。

 

そんな「アトランチスの謎」、

どんなところに夢中になったのか、その魅力を探ってみましょう。


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行方不明の師匠を探すため、ウィンが冒険に旅立つ!

謎の島「アトランチス島」の調査に向かった主人公ウィンの師匠が、

行方不明になってから数ヶ月。

 

ウィンは行方不明の師匠を探すため、そして数々の謎を解くため、

単身アトランチス島に向かうのであった・・・。

 

というのが「アトランチスの謎」の物語と目的です。

 

しかし、ゲーム中に物語は語られず、何が謎なのかも語られません。

最終ステージで師匠を助けることに成功しても、特に何もなし。

 

「これはいったい何?」と思うかもしれませんが、

これこそが「アトランチスの謎」、そして当時のゲームのデフォルト設定、

としかいいようがありません(笑)。

シンプルな操作系。そこがまた難しい!

「アトランチスの謎」は、

左右の移動、ジャンプ、爆弾での攻撃というアクションを

駆使しつつ進めていく、オーソドックスな

横スクロールアクションゲームです。

 

しかし、実はジャンプの操作と制御が非常にシビア!

このジャンプ操作の難しさが難易度を一気に引き上げています。

 

また唯一の武器である爆弾は、

投げても前方に放物線を描いて落下し、

一定時間が経過するまで爆発しないという仕様!

 

爆弾を敵に直接当てても倒せないだけでなく、

爆発の爆風に巻き込まれると一発アウトという理不尽さ!!

 

私はこれらの操作に慣れるまで、

何度もプレイしたのは言うまでもありません。

謎というより意地悪!?理不尽極まりない仕掛け

「アトランチスの謎」最大の難しさは、

ステージ(当ゲームではゾーンと呼ぶ)に

仕掛けられた数々の謎にあります。

 

まずは、各ゾーンに設置されている扉。

この扉に入ることで別のゾーンに移行していくのですが、

中には爆弾の爆風を使って出現させる隠し扉もあります。

 

だいたいの場合、この隠し扉を見つけないと、

先に進めず延々と同じゾーンをループすることになります。

この隠し扉、当然ながらノーヒントです!

 

他にも、

 

  • 入ったら最後、ゲームオーバーになるまで出られないゾーン42。
  • いきなり落下から始まるゾーン70。
  • 見えない主人公ウィンを操作しなければならないゾーン97。
  • ギリギリのタイミングで大ジャンプを繰り返し、見えない場所にある足場にジャンプするゾーン98。

 

などなど、理不尽すぎる仕掛けが待っています。

さらに各ゾーンには時間制限もあるので、

じっくりプレイすることもできません!

 

当時、あまりの難しさに打ちのめされた私。

数ヶ月の挑戦の末、あえなくギブアップしてしまいましたよ・・・。

理不尽なゲームをクリアした! という達成感!!

以上のように、理不尽を通り越して不親切!

という感じの「アトランチスの謎」ですが、

何か不思議な魅力があるのも事実です。

 

事実、私も数年前に再購入。

ゲームが上手いというわけではありませんが、

2週間かけてクリアすることに成功しました。

いや~、近年にない達成感を得ることができましたよ!

 

そんな私が感じた「アトランチスの謎」の魅力とは、

 

  • 根気があればクリア可能な難易度。
  • 仕掛けを見抜いたときの嬉しさ。
  • ジャンプが上手くいったときの達成感。
  • 友人との情報交換の楽しさ。

 

なんじゃないかな、と感じています。

 

この達成感は人によって違うので、

決して万人向けのゲームではありませんが、

親切なゲームに慣れた今こそ、

ぜひプレイして欲しいゲームだと思います。

 

数々の理不尽を乗り越えた

達成感を感じられると断言しちゃいますよ!

 

 

 

ニンテンドークラシックミニにも

収録されています。

 

中古価格は¥500~¥800

お気軽にお買い求めできます!

 

数々の名作の中に入った迷作「アトランチスの謎」。

この事実こそ、このゲームの真の評価ではないでしょうか。


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kawano

kawano

店主のカワノと申します。ファミコン・スーパーファミコンをこよなく愛するアラフォーです。レトロゲーム業界の革命児として日夜、ソフトのメンテナンス・電池交換に明け暮れております。