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1980年、ゲームセンターに登場した

アクションゲーム「クレイジー・クライマー」は、

当時としては画期的なゲームでした。

 

目的は、障害物や邪魔者を避けつつ、

ただひたすらビルを登っていくのみ。

屋上まで登ってヘリで脱出すれば1面クリアと、

これだけですが、かなり熱中できるゲームでした。

 

最大の特徴は、コントロールが

2本の8方向スティックのみ、ということ。

 

このスティックは主人公である

クライマーの左右の腕に対応しており、

スティックの動きと組み合わせで

ビルを登ったり左右移動したりという

アクションを再現しているのです。

 

当時のゲーム好きなら、

1度はプレイ経験があると思われるゲームです。

 

そんな懐かしい「クレイジー・クライマー」が

ファミコンに移植、販売されたのは1986年12月。

当時のままでなく、様々なアレンジが施されていました。


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パワーアップしたファミコン版!!

移植された「クレイジー・クライマー」には、

アーケード版にはない様々な追加点がありました。

 

具体的には、

 

  • 全8面に加えて隠し面が4面の全12面構成。
  • 敵キャラや障害物の増加
  • 隠しアイテムを含む各種アイテムの追加
  • 横視点のアクションシーンが追加

 

などなど。

 

アーケード版を期待していた人からすれば

「なにコレ?」という部分もありましたが、

特徴である合成音声や名物キャラ「しらけコンドル」、

様々な障害物などの再現度は非常に高く、

「クレイジー・クライマー」の雰囲気を

十分に満喫できる完成度となっています。

Iコン、IIコンを両手で持つ操作

最大の問題はコントロールですが、

これはファミコンに装備された2つの

コントローラーを縦に持ち、

両手で同時に使うことで解決されました。

 

つまり、左腕の操作を1コンの十字ボタン、

右腕の操作を2コンの十字ボタンで行うのです。

 

ちなみにファミコン版では、

「クライマースティック」という、

十字ボタンに装着するミニスティックが同梱されています。

非常に難易度の高いファミコン版!!

こうしてファンの前に姿を現した

「クレイジー・クライマー」ですが、

難易度が非常に高く、挫折する人が続出しました。

その原因の1つが入力の難しさです。

 

コントローラー2個使いという発想は

素晴らしいのですが、片手でコントローラーを

使わなければならず、思った方向に入力するには

かなりの慣れが必要になっています。

 

ちなみに、同梱の「クライマースティック」は

外れやすく、逆に使いにくい場面も多くありました。

 

そしてエンディングを目指すために、

絶対にクリアが必要な全4面の隠しステージですが、

これがもう非常に意地悪で難しい!

 

ビルを登るだけでなく降りる場面や、

通常面以上の障害物、狭いルートなど、

容赦ない妨害の連続で心が折れかけます。

 

なお、隠し面に行くには、

最初にプレイする8面中に隠された

8個の勲章を獲得しなければなりません。

 

勲章を獲得する方法は、

 

  1. 特定の場所で出現する虫眼鏡を入手
  2. 虫眼鏡を入手すると鍵が出現するので入手
  3. 鍵を入手すると出現する隠し部屋の扉に入る
  4. 横視点のアクションシーンに突入
  5. 隠し部屋にある勲章を入手する

 

という手順が必要です。

 

これが意外に難しい!

もちろんアイテムの場所はノーヒントなので、

あらゆる場所に行ってみる必要があります。

取り逃すと二度と入手できませんよ。

ジックリ腰を据えて遊びましょう!

さて、アーケード版とファミコン版の違いは、

端的に言えば「爽快感」の違いでしょう。

 

アーケード版は仕掛けが少ないものの、

単純に「ビルを登る」という行為に集中でき、

スピーディーにゲームが展開されます。

 

対してファミコン版は、

各種アイテムの入手が必要だったり、

ビルの形が複雑になったりで、特に後半は

「爽快感」が感じにくくなっていると思います。

代わりにアイテムの「探索」という要素により、

長く遊べるような仕様になっています。

 

少し遊び方が変わった

ファミコン版「クレイジー・クライマー」ですが、

「ビルを登る」という目的は他のゲームにはない魅力です。

 

難易度が高いゲームですが、

唯一無二のゲーム、経験しないと損ですよ!

 

ちなみに「クレイジー・クライマー」は

様々な機種に移植されていますが、

ファミコン版はどの機種にも移植はされておらず、

またネット配信もされていません。

そのため、遊ぶには実機のファミコンとソフトが必要です。

 

かなり希少性が高く

中古価格¥1800~¥2500します。

 

その他、プレイステーションなどで

リメイク版もかなりの人気!

PS

 

PS2


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kawano

kawano

店主のカワノと申します。ファミコン・スーパーファミコンをこよなく愛するアラフォーです。レトロゲーム業界の革命児として日夜、ソフトのメンテナンス・電池交換に明け暮れております。