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当時のメガドライブユーザー、

特にシミュレーション好きにとって、

「アドバンスド大戦略 -ドイツ電撃作戦-」

(以下「アドバンスド大戦略」)は、

まさに衝撃的なゲームでした。

 

1991年6月に発売された「アドバンスド大戦略」は、

 

  • ナチス・ドイツ軍を自分で操作するという、ある意味タブーを犯すような背徳感、
  • 「クリア不可能!」とまで言われた難易度の高さ、
  • 登場兵器が進化、改良できるうえ、計画だけで実際には活躍しなかった兵器が登場

 

など、いろいろな意味で思い出深いゲームです。

 

今でも一部のコアなファンがプレイしています。

かくいう私も最後にプレイしたのが3年前。

1年かけてプレイして、ドイツ軍勝利のエンディングを迎えました!

 

シリーズ作品はいくつか発売されていますが、

それでもメガドライブ版「アドバンスド大戦略」が

放つ魅力は別格なのです!!

 

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史実を再現し、「if」の歴史も可能!

「アドバンスド大戦略」は、

史実を元にしたウォーシミュレーションゲームです。

シミュレーションの基本システムを踏襲しつつ、

様々な面で独自のシステムが採用されていました。

 

ゲームモードは、

自由にマップをプレイできるフリーと、

ドイツ軍を操作して勝利を目指すキャンペーンがあります。

 

特に熱中するのがキャンペーンです。

1939年9月1日のポーランド侵攻から始まり、

実際の戦史通りに進行、ドイツが最終シナリオですが、

プレイ次第でドイツ軍の勝利で終わることもできます。

 

なお、クリア条件の達成状況により、

結果は大勝利、勝利、引き分け、負けの4種類があり、

負けはゲームオーバーですが、その他の場合、

それぞれのシナリオに分岐していきます。

 

序盤から頑張って大勝利を重ねれば

最終的なドイツ軍の勝利も見えてきますが、

そう簡単にはいきません。

 

特に難しいのは、

 

  • フランスマジノ
  • スターリングラード
  • ノルマンディー

 

あたりでしょうか。

 

中盤~後半ではソビエトやアメリカが参戦、

圧倒的な物量を少数精鋭で迎え撃つ必要があります。

 

しかし、実際にプレイすると、

 

「戦いは数だよ、兄貴!」といったドズル中将、

「勝利には敵の6倍の戦力を」といったヤン・ウェンリー、

 

この2人の言葉が真理だと悟ります。

物量作戦に対応するのは余りにも辛いのです!

加えて「索敵」ONだと難易度は急上昇しますが、

それでも、やりようによっては勝利が狙えます。

 

シミュレーション好きというのは、

難しければ難しいほど燃えるという習性があります。

 

そういった意味で、

「アドバンスド大戦略」は非常にやりごたえが

あると言えるでしょう。

 

ただし、少しでも有利に進めるため、

リセット→ロードの回数は増えると思いますが・・・。

兵器を進化、改良して強くできる!

「アドバンスド大戦略」の特徴の1つは、

登場する兵器を別の兵器に変化可能な点です。

 

各兵器には「経験値」という概念があり、

戦闘を繰り返すことで獲得していきます。

そして経験値が最大になると、その兵器の系列の、

別の兵器に進化させることができるのです。

また、経験値が足りない場合でも、改良という変化があります。

 

しかし、各兵器には「開発年」が設定してあり、

その年月に達していないと進化、改良はできません。

 

けっこう条件が厳しいですが、

経験値を貯めた兵器は、同じ兵器でも強さに違いが出ます。

当然ながら、経験を積んだ兵器の方が強いのです。

そのため、なるべく破壊されずに生き残らせて、

進化の時期が来るのを待つ、というのも重要なのです。

 

ただし、進化や改良後の兵器が前より

使いにくい、ということが多々あります。

 

有名なところでは、

ティーガーIIを改良するとヤクトティーガーになりますが、

当然ながら駆逐戦車であるヤクトティーガーは使いにくい!

そのため、改良せずに使い続けた方が効果的なのです。

 

このような例が多々あります。

もちろん、好きな兵器を見たい! という欲求もありますので、

その辺は自分の好みに合わせて選択するしかありません。

キャンペーンでは実利優先、フリーでは好みで生産、

という方法もありますよ。

 

好みと言えば、「アドバンスド大戦略」には

魅力的な兵器が多数登場します。

 

特にドイツ軍では、

「レオポルド」「カールレッシャ」のような列車砲。

「マウス」、「E100」、「ヤクトティーガー」のような戦車。

「Me262A」、「Me263」のような航空機、

「V1」、「V2」のようなロケット兵器などなど、

使い勝手はともかく、ミリタリーファンなら

実際に活躍させたい兵器がたくさんあります。

これらの兵器を使い、活躍させるのも、

ゲームならではの楽しみとしては大きな要素です。

 

ちなみに、「Me163C」という局地戦闘機がありますが、

使用するとバグによってフリーズしてしまいます。

ファンなら誰でも知っているバグですが、注意してください。

いろいろな意味で長く遊べる名作!

「アドバンスド大戦略」は問題も多いですが、

数々の魅力を持ったシミュレーションゲームです。

特に兵器の数が多いので、ミリタリー好きも

十分に魅力を堪能できるはずです。

 

ただし、

とにかく難易度が高いので、

半端な気持ちで手を出すと痛い目に合います。

反面、非常に長く遊べるゲームですので、

シミュレーション好きなら手に取っても損はありません!

 

現在、「アドバンスド大戦略」は、

ダウンロード販売、移植などはされていません。

そのため、プレイするには実機とソフトが必要です。

 

つまり、今でも語り継がれている

敵ターンの思考時間の長さに絶える必要があります。

 

この思考時間、ハードの性能で仕方ない部分ですが、

後半になると2~30分の待ち時間は当たり前です。

敵ターンに食事、入浴などをこなしても、

まだまだお釣りがくるくらいの時間を待たされます。

その覚悟があれば、ぜひ試してみてください(笑)。

 

 

中古価格の相場は¥2500~¥3500

ちょっとビンテージです。

 

ちなみにソフトには、

テレビゲーム史上、最も厚い(?)マニュアルがついてきます。

そのボリューム、なんと総頁数228ページ!!

これを読むだけでも購入する価値がありますよ。

 

ちなみに通常に中古商品を買っても

バックアップ機能の電池がほぼ切れております。

 

お困りの方は

電池交換サービス

をご利用下さい!

 

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kawano

kawano

店主のカワノと申します。ファミコン・スーパーファミコンをこよなく愛するアラフォーです。レトロゲーム業界の革命児として日夜、ソフトのメンテナンス・電池交換に明け暮れております。