レトロゲームマニアのカワノです。

45歳になっても生粋のファミコン少年が(自負してるだけ)
今回、紹介するのはこちら!

たけしの挑戦状

たけしの挑戦状

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「クソゲー」と聞いて

何を思い浮かべますか?

  • いっき?
  • スペランカー?
  • バンゲリングベイ?

いや、あのファミ通で

クソゲーランキング第1位の伝説のクソゲー

「たけしの挑戦状」でしょ!

たけしの挑戦状とは

1986年に発売された

言わずと知れた奇才・北野武が

監修したゲームで、

後にたけし本人が

「クソゲー」

と言い放った一品だ。

どの辺がクソなのかというと、

『攻略本(上下巻)を買ってもクリアできない』

という苦情が出版元に入ったくらい

クリアするのが難しいゲームで、

当時ノーヒントでクリアできたという人が

一人もいなかったというほどだ。

しかも、ヤクザを殴って

無理矢理、情報を聞き出したり、

金を奪ったりするなどの暴力性が

小学校のPTAたちの反感を買い、

発売元(タイトー)にかなりの苦情があったらしい。

しかしながら当時、

CERO(年齢制限)というものが

なかったため、

小学生だろうが幼稚園生だろうが

プレイすることは可能だったのだった。

ちなみに「たけしの挑戦状」が

Wiiに移植された際、

CERO:B(12歳以上)がつけられた。

たけしの挑戦状の当時のかすかな記憶

このゲームが発売された当時、
僕は小学校だった。

正直あまりよく覚えていないのだが、

兄とその友だちが
このゲームをやっているのを
見ていた記憶は残っている。

その中でも覚えているのは

  1. 2コンマイクに向かって歌を歌っている。
  2. ゲームの中でパチンコゲームをやっている。
  3. お葬式のシーン

の3つ。

2コンマイクに向かって歌を歌う【たけしの挑戦状】

当時のファミコンの

2Pコントローラーにはマイクがついていて、

そこに向かってしゃべると、

テレビから自分の声が聞こえてくるという、

小学生には、
たまらないオプションがついていた。

(接触不良の時は、無駄にジーという雑音が入ってファミコンに殺意を抱いていたのは私だけではないはず)

当時の小学生たちは

2コンマイクに向かって

意味もなく叫んだりして遊んだものだった。

もちろん僕もやった。

実はこの「たけしの挑戦状」では

マイクを使わないとクリアできないのだ。

スナックでカラオケを歌い、

3回連続で「うまい」と言われないと

このゲームのメインである

「宝の地図」がもらえない。

兄と兄の友だちは

このスナックで永遠と歌を歌いまくっていた。

・・・

小学生なのに・・

スナックで・・・

カラオケ・・・

ゲームの中でパチンコゲームをやっているたけしの挑戦状

「たけしの挑戦状」で

一番覚えているのが、

このパチンコのシーン。

なぜか兄と兄の友だちは

パチンコ屋でもマイクに向かって叫んでいた。

その時はなぜパチンコ屋で

叫んでいるのかわからなかったけど、

後で調べてみたらどうやらパチンコで

持ち玉全部使い切ってから

2コンマイクで叫ぶと

ヤーさんが出てきて、

そのヤーさんを全員殴り倒すと

パチンコ玉が奪える・・らしい。

今の時代にそんなシーンを入れたら、

一発でアウトだろうな・・・

お葬式のシーン【たけしの挑戦状】

実はこれ、

ゲームオーバーのシーンなんだけど、

当時よくこのシーンを見ていた記憶がある。

よく聞くと音楽が

学校で使われる「起立・礼・着席」の音に聞こえるのはわしだけか?

つまり兄たちは

よく死んでいたということだ。

これも後から知ったことなんだけど、

この「たけしの挑戦状」

理不尽な理由でよく死ぬ。

このゲームの主人公は

サラリーマンなのだが、

南の島へ宝探しに行くために

会社を辞めるところから

ゲームがスタートする。

しかし、社長に辞表を提出するときに

「しゃちょうをなぐる」

というコマンドを選択すると、

警備員が永遠に出てきて
無理して戦うと

ゲームオーバーになる。

ゲームが始まって
最速のゲームオーバーだ。

なんだったら、動画のように

まだゲームはじめてないのに
パスワードのオヤジ殴ってゲームオーバーもする。

その後も南の島へ行くために

妻と離婚するのだが、

家に入った途端、

嫁と子供が一斉に殴りかかってくる

というなんともバイオレンスな家族だ。

さらにさらに南の島へ行くために

飛行機に乗るのだが、

その前にちゃんとした手筈を踏んでいないと

飛行機が爆発するという

理不尽この上ない終わり方もある。

たけしの挑戦状は伝説のクソゲー

ここまでくれば

「たけしの挑戦状」

がクソゲーと呼ばれる所以もわかるだろう

なにせ主人公であるサラリーマンが

なぜ南の島へ宝探しに行くのかすら

明かされていないのだ。

なぜ南の島へ宝探しへ行くのかもわからぬまま

ゲームは進み、謎解きはほぼノーヒント。

ヒントがあったとしても

ヒントが奇抜すぎて

そこから答えを導くことは不可能。

しかも攻略本(上下巻)を買っても

クリアできないというクソゲーを通り越して

バカゲーとまで呼ばれるようになった

「たけしの挑戦状」

実はこの「たけしの挑戦状」

発売前日にあの有名な『フライデー事件』が起き、

たけしが出演していたCMが中止になった。

後日、ビートたけしは

「攻略本買ってもクリアできないからって大田出版(攻略本の出版元)に消火器持って殴り込みにいかないように」

と言っていた。

ちなみに、あまりの苦情の多さに

大田出版では

「担当者は死にました」

と対応していたらしい。

まさに伝説となったわけである。

この令和の時代に
ファミコン実機で

伝説のクソゲー「たけしの挑戦状」を完全クリアすることこそ、

真のレトロゲーマーと言えよう!

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