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「聖闘士星矢って知ってる?」

と聞いたら、大抵の男の人は

「ああ、知ってるよ。『燃え上がれ俺の小宇宙』でしょ」

とニヤニヤ笑いながら答えるでしょう。

 

しかし、

知らない人にしてみれば

「は?なにそれ?」

と答えるでしょう。

 

実を言うと、

私は後者で「聖闘士星矢」という漫画、

アニメその他を一切見たこともなく、

どんなストーリーなのかもさっぱりわからないのだ。

 

そんな私が

「聖闘士星矢 黄金伝説 完結編」

の話をしてみようと思う。

聖闘士星矢の知識【聖闘士星矢 黄金伝説 完結編】

私が持っている「聖闘士星矢」の知識

 

  1. ヘンな鎧と耳当てをしている男の子が何人かいて、誰かと戦っている
  2. ペガサスなんとかとかいう必殺技がある
  3. 星座が関係してる?(確信はない)
  4. 金色の人がいる?(確信はない)

 

以上。

 

これが私が知っている

「聖闘士星矢」である。

 

小学校時代の私【聖闘士星矢 黄金伝説 完結編】

小学校時代の私をひと言で言うと

「男らしい」だ。

 

実際、この頃の私は

女友達より男友達の方が多かった。

 

外で男の子と走り回ったり、

家でゲームしたり・・・と、

ほぼほぼ毎日男の子と遊んでいた。

(いや、そういう意味じゃなくてね)

 

当時の私は髪の毛もショートカットだったため、

よく男の子と間違われたくらいだ。

 

なので、小学生の女児なら一度は通る

「ジャニーズ熱」

も全く興味がなかった。

 

ゆえに女児の会話について行くことができず、

男の子と遊んでいる方が気が楽だったのだ。

 

なので、

うちにはよく男の子が遊びに来ていた。

そしてよくファミコンで遊んでいた。

 

その中でも特に仲が良かったのがA君。

A君とはほぼ毎日のように遊んでいた。

うちに来ることが多かったため、

うちで飼っていた犬が懐いたくらいだ。

 

なので、よく小学校で

「○○とAがまた一緒にいるぞー!」

「付き合ってんのかー」

「ひゅーひゅー」

的なことは言われていた。

 

「んなわけねーだろ!」

と騒ぎ立てる男の子たちを片っ端から蹴り倒していたが、

悪い気はしなかった。

 

そんなA君が私の家に遊びに来たとき

一本のゲームソフトを持ってきた。

聖闘士星矢との出会い【聖闘士星矢 黄金伝説 完結編】

「これ知ってる?聖闘士星矢」

A君が持ってきたゲームソフトが

「聖闘士星矢 黄金伝説 完結編」

だった。

 

 

その当時も私は

「聖闘士星矢」という名前は知ってはいたが、

内容を全く知らなかった。

というより全く興味がなかった。

 

だが、せっかくA君が持ってきてくれたゲームなので、

その気持ちをぐっと押し込め、

A君と「聖闘士星矢 黄金伝説 完結編」

をやることになった。

 

しかし、

原作を全く知らないままにゲームを始めたため、

何が何だかさっぱりわからなかった。

 

ゲームの目的、操作方法、目指す方向性が

全く分からないのだ。

 

なので、

「聖闘士星矢 黄金伝説 完結編」

のゲームの感想は

「このゲームの何が面白いんだ?」

だった。

持て余す恋心【聖闘士星矢 黄金伝説 完結編】

しかし、A君も他の小学生の男児と同じように

聖闘士星矢が好きだったらしく、

ゲームを楽しそうにプレイしていた。

 

いつもの私なら

「こんなゲームつまんないよ。他のやろうよ」

と興味のないゲームは

あっさり切り捨てていただろう。

 

しかし、楽しそうに笑いながら

ゲームをするA君を見ているのは嫌いじゃなかった。

 

むしろ、私もそんな楽しそうなA君を見て

一緒に楽しさを感じていた。

 

私は、A君に恋心を抱いていたのだった。

 

きっとA君も

私のことが好きだったはずだ。

けど、小学生だった私はその「好き」という気持ちを

どうしたらいいのかわからなかった。

 

多分A君も

どうしたらいいのかわからなかったのだろう。

 

お互いに「好き」という気持ちを持っていたとして、

その「好き」という気持ちをお互いが知っていたとして・・・

どうしたらいいのかがわからないのだ。

 

一緒に遊んだり出かけたりするのは

別に「好き」という気持ちを持たなくてもできるし、

学校内でも普通に

しゃべったり笑い合ったりもできるし、

一緒に帰ることだってできる。

 

だから特別「好き」という感情を

A君に伝える必要はないし、

聞きたくもないと思っていた。

 

その感情を知ることで、

A君との関係が狂ってしまうのが嫌だったから。

 

A君と私は、

「仲のいい友達」でありつづけたかったから。

 

だから私はA君のことが「好き」じゃない。

A君とは「仲のいい友達」だから。

だから私はA君のことが「好き」じゃない。

A君も私に「好き」とは言ってくれない。

だって、A君と私は「仲のいい友達」だから。

 

当時、

「好き」という感情以上のことを

知らなかった私は、

この気持ちを

持て余してしまっていたのだ。

 

お互いに「好き」だったらどうなるんだろう?

「両想い」になったらどうしたらいいんだろう?

何かが変わってしまうのだろうか・・・

なら、このままがいい。

 

今のこの関係の方が・・・

 

・・・そんなことを思っていた小学校時代。

 

どうしよう、

そんなピュアすぎる自分自身がかわいい(笑)

 

A君、今何してんだろーなー。

あれから約30年・・・

A君とは小学校卒業以来会っていない。

 

今どうなってんだろーなー。

あの頃の面影残ってんのかな~。

もしかして、

中年デ・・ゲフン・・、

え、まさかのハゲ・・

ゲフンゲフン・・・

 

えっと・・・

うん、きっとあの頃のままだよ、A君は。

 

ちょっと口下手で照れ屋さんで、

でもはにかんだ顔がかわいくて・・・

 

・・・・・

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サトコ

サトコ

AdvanceStoreの広報担当:サトコです。年齢は・・・ファミリーコンピューターより年上。ゲーム歴30年以上の主婦です。私のファミコンエピソードをサイトに書いてくれ!と店主のカワノさんに言われたものの・・・こんな昔話、誰が読みたいんだろう・・・と戸惑いながら、自由奔放に記事を書いております。コメントを頂けたら狂喜乱舞します。