レトロゲーム記事作成部のウッシーです!
実年齢アラフィフ(50代)
80年代から生粋のゲームヲタだった僕が
今回、紹介するのはこちら!
1986年2月に発売された新ハード、
ファミコンディスクシステム本体と
同時発売されたのが「ゼルダの伝説」です。
「ゼルダ」シリーズと言えば、
- 広大なマップの探索
- 多彩なアイテムの収集
- フィールド、ダンジョンに仕掛けられた謎解き
- 豊かなアクション性
などの要素が魅力的ですが、
これらは既に第1作目である「ゼルダの伝説」で
確立され、以後のシリーズ作品に踏襲、
それぞれ大ヒットを記録しました。
そして現在、「ゼルダ」シリーズは
「マリオ」シリーズと並び称される、
任天堂の看板タイトルの1つに成長したのです。
アクションアドベンチャー、または
アクションRPGとも呼ばれる「ゼルダの伝説」。
その魅力は一言で言い表せないほど深いですが、
できる限り見ていきましょう!
目次
広大なマップには謎が満載!!
「ゼルダの伝説」の物語は、
平和なハイラル地方の小王国に大魔王ガノンが襲来、
「力のトライフォース」を奪取してハイラル地方の支配を開始する。
しかし小王国の姫「ゼルダ」はガノンの完全な支配を逃れるため、
もうひとつの「知恵のトライフォース」を8つに分割し、
ハイラル地方の各地に隠すことに成功、
乳母のインパにガノンを倒せる勇者を探すよう依頼する。
しかし、ゼルダ姫は怒ったガノンによって幽閉、
インパにもガノンによる追っ手が差し向けられる。
ある日、1人の少年が魔物に襲われたインパを救出する。
その少年こそ「リンク」。インパの話を聞いたリンクは、
知恵のトライフォースの破片を集め、
ガノンを倒してゼルダ姫を救出する冒険に旅立つ・・・。
というものです。
ちなみに当時の説明書は
任天堂の公式HPで見ることができます!
上記の物語にあるように、冒険の舞台は
平原、森林、砂漠、海、山岳地帯などなど、
バラエティ豊かな大地「ハイラル地方」。
そのハイラル地方は、
「地上フィールド」と「ダンジョン」の2種類に分類されます。
地上フィールドは横16画面×縦8画面の128画面分。
基本的に1画面の中でプレイして、上下左右に移動すると
別の画面に切り替わる、という方式です。
これはダンジョンでも同じ方式となります。
さて、地上フィールドでの
最大の目的は、ズバリ「探索」です。
地上フィールドには実に様々な謎が隠されているのです。
例を挙げれば、
秘密のお店、リンクの支援者、各種アイテム、ワープゾーンなどなど。
もちろん地上フィールドには敵が徘徊しています。
それらを倒してルピー(お金)とライフを回復できる
ハートを獲得しながら探索していくのです。
しかし、探索は基本的にノーヒント!
特に場所はほとんど情報がありませんので、
自力で発見する必要があります。
その発見方法も、岩を押して動かす、木を燃やす、
敵を倒す、爆弾で壊すなど、実に多種多様です。
ノーヒントなので、しらみ潰しに探すしかありません。
面白くない作業だと思われますが、なぜかこれが楽しい!
わずかなヒントと自らの勘を頼りに推理し、
そして見事に発見できた時の達成感、爽快感はバツグンです!!
地上フィールドは敵と戦う舞台だけではなく、
「探索」という謎解き要素によって、
楽しむ範囲が格段に広くなっているのです!
一筋縄ではいかない難解なダンジョン
ハイラル地方には8種類のダンジョンが存在し、
それぞれに「知恵のトライフォース」の破片が隠されています。
この8種類に大魔王ガノンが隠れているダンジョンを加えると、
全部で9種類のダンジョンとなります。
ダンジョンの名前は「LEVEL-1」から「LEVEL-9」まで、
数字によって分類されます。もちろん数字が大きいほうが
敵が強く多く、そして謎も多く隠されています。
ダンジョンでの探索は地上フィールドとほぼ同じ。
- 鍵がないと開かない扉
- 岩を押して見つける隠し階段
- 壁を爆弾で破壊して作る通路
- 敵全滅が必要になる閉まった扉
- ろうそくで明かりを点けるまで暗闇の部屋
などなど、ダンジョン攻略には
地上フィールド以上に様々な知恵が必要になります。
これらの探索、そして敵との戦いが非常に魅力的なのです。
特にダンジョンの敵は、
- 捕まるとスタート地点に戻されるウォールマスター
- 魔法で攻撃してくるウィズロープ
- 捕まるとマジカルシールドを食われるライクライク
- 正面からの攻撃を盾で防ぐタートナック
- 触れると一時的に剣が使えなくなる倒せないバブル
などなど、
地上フィールド以上に個性的な敵ばかり。
戦い方だけでなく、敵に合わせてアイテムを使いこなすなど、
数々の工夫が必要になってくるのです。
ダンジョンでは頭を悩ます仕掛けが施されていますが、
経験と閃きによって突破する快感は格別です。
これは現在のゲームと比較しても遜色ありませんよ!!
アイテム収集で強くなる楽しさ!
主人公であるリンクを強くするには、
- ライフ総量を増やすハートの器
- 岩や魔法を防御する盾
- 遠くの敵を攻撃するブーメランや弓矢
- 防御力が上がる2種類の指輪
- 攻撃力が上がる2種類の剣
などなど、
数々のアイテムを入手する必要があります。
このアイテム収集はリンクを強くするだけでなく、
行動範囲の拡大という重要な役割も持っています。
例えば
- 岩を動かせるパワーブレスレット
- 海を渡れるいかだ
- 木を燃やせるろうそく
- 壁を壊して隠し部屋や隠し通路を見つける爆弾
などなど、
これらは行動範囲を広げるために重要です。
「ゼルダの伝説」は、
実は自由度が非常に高いゲームです。
初期状態でも行動範囲が非常に広く、
またダンジョンも場所さえ把握していれば、
LEVEL-1から順番に入る必要はありません。
しかし、当然ながら遠くの場所ほど敵は強く、
特定のアイテムがないと侵入できない地域や、
特定のアイテムがないと仕掛けが解けない、
といった状況も出てきます。
それらの障害を突破するためにアイテムを集め、
新たな場面に挑戦するという楽しみがひとつ。
そして、気になっていた場所に再び行って試してみる、
といった探検心を満たしてくれる楽しみもあります。
この「探索心」を刺激する仕掛けの数々こそ、
アイテム入手の最大の楽しみなのです!!
ちなみに、リンクに「レベル」は存在しません。
現在でも「ゼルダの伝説」をアクションRPGに分類したり、
アクションアドベンチャーに分類するなど、
プレイヤーによって認識に差があるのは、
「レベル」の概念なのかもしれません。
現在でも十分に遊べる高い完成度!
以上のように、シリーズ初代の
「ゼルダの伝説」は魅力が詰まった作品です。
以後のシリーズに引き継がれる要素も
既に完成されており、1度クリアすると
「裏ゼルダ」と呼ばれる難易度の高いゲームが遊べるなど、
非常に高い完成度を誇っています。
現在の視点で見ると、
- ヒントが少なすぎる
- 仕掛けが意地悪とも言える難易度
- アイテム所持数(ルピー、爆弾など)が少ない
- 接近戦が厳しい
など、荒削りな部分があるのも事実です。
しかし、無理な難易度ではなく、
プレイヤーの「閃き」と「気付き」さえあれば、
必ず突破できる程度の難易度ですので、
シリーズのファンや手強い謎解きに挑戦したい人には
ぜひ遊んでほしい名作だと言えます。
なお、初代「ゼルダの伝説」は
ファミコンカセットとしても発売されています。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータでも
ゼルダの伝説が遊べます!
ちなみに、
オリジナルのディスクシステム版をやるためには
必ず修理済みのディスクシステムが必要なので参考にこちらの記事を置いておきますね。
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