レトロゲーム記事作成部のウッシーです!
実年齢アラフィフ(50代)
80年代から生粋のゲームヲタだった僕が
今回、紹介するのはこちら!
さだやす圭原作の漫画「ああ播磨灘」は、
相撲ブームの中で連載されたこともあり、
1991年から1996年にかけて
長期連載された人気漫画です。
(原作の正式タイトルは「読むと強くなる横綱漫画 ああ播磨灘」)
加えてアニメ化もされたのですが、
そのアニメのスポンサーには
セガが入っていました。
(アニメの正式タイトルは「見ると強くなる 痛快! 横綱アニメ ああ播磨灘」)
当時は当然、
ゲーム化を期待しましたが、
予想通り、
ゲーム化されて私たちの前に登場したのです。
その内容は・・・、
破天荒な播磨灘のキャラクターと同じく、
人知を超えた衝撃的なものでした!!
(ゲームのキャッチコピーは「遊ぶと強くなる横綱ゲーム」)
目次
相撲とは言えない技の応酬!! さしずめファンタジー相撲!?
メガドライブ版「ああ播磨灘」は、
ジャンル的にはスポーツ? 相撲?
いや相撲アクションというか、
格闘アクションというか・・・。
いかん、
悩むと播磨灘に「ぼけぇっ!」といわれる(笑)。
一応、土俵を割ったら負けというルールがあるので
相撲アクションにしておきます。
さて「ああ播磨灘」最大の特徴は、
とても相撲とは思えない破天荒な技の応酬でしょう!!
土俵の上で飛んだり跳ねたり、
派手な必殺技まで登場するなど、
とても相撲の範疇には収まらない展開の連続なのです。
原作の「ああ播磨灘」では、
確かに品格も何もない主人公の横綱・播磨灘の
横綱らしくない言動が特徴ですが、
いざ取り組みになると、
非常にオーソドックスというか、
現実の相撲を忠実に再現しているというか、
説得力のある取り組みが描かれているんですね。
対してメガドライブ版「ああ播磨灘」は、
そんな相撲のルールは一切無視して、
ただひたすらむちゃくちゃな技の応酬に終始しています。
特にヒドいのが必殺技、というか決まり手(?)。
- 全身を炎に包んで張り手を繰り出す「火閻張り手」
- 相手を空中高く放り投げる「大噴火投げ」
- 離れた相手を気絶させる「時空念動波(超ねこだまし)」
などなど、
「なんだこりゃ?」と思わせる技の数々!!
他にもありますよ。例えば
- 「太刀風円舞」
- 「爆裂体落し」
- 「風車斬」
- 「百貫圧殺」
- 「重量崩壊」
- 「竜王天烈掌」
などなど。
(なんか魁!男塾を彷彿させますね…)
技名だけではどんな技か想像がつかないものばかり。
本当に「どうしてこうなった!?」
という感想しか出てきませんよ(笑)。
あの原作をどう解釈したら、こんなゲームになるのか、
ほんとセガに聞いてみたいですね。
そんな破天荒なゲームですので、
当然ながら評価は真っ二つ。
とはいえ「クソゲー」か「バカゲー」かの二択ですが(笑)。
ちなみに私は「バカゲー」派ですね。
この手のゲームは考えたら負け!
何も考えず、ただひたすら楽しめばいいのです。
実際、私はゲラゲラ笑いながらプレイしましたよ。
だって、そのほうが楽しいですからね。
まさにカオス!! 魅惑の「播磨体操第一」を見たか!?
さて、メガドライブ版「ああ播磨灘」には、
最強最大の秘密が眠っています。
それが「播磨体操第一」です!!
ネット界隈やメガドライバーの間では
有名すぎる「播磨体操第一」は、
本来は横綱モード(ハードモード)を
クリアした後のエンディングなのですが、
その内容が・・・一度見たら絶対忘れない、
悪夢に出てきそうな奇天烈な内容なのです!!
一応、簡単に解説すると、
愛宕山理事長のご尊顔を背景に、
3人の力士がラップ調の音楽に合わせて踊り狂うという、
カオスとしか言いようのない内容です。
初めて見たときは
腹を抱えて笑い転げましたね、
あまりのバカバカしさに(笑)。
セガのセンスは変わっているというか、
「Cool」というか、独特なものだと思っていましたが、
まさか、こんな斜め上に突き抜けるセンスもあったとは、
本当に恐れ入りました、という感じですね。
興味があったらぜひ肉眼で確認してください。
きっとトラウマになることでしょう(笑)。
なお、この「播磨体操第一」、本来は
横綱モードをクリアしないと出現しないのですが、
アクションが苦手が人には難しいと思うので、
裏技で出せる方法をお教えしましょう。
それは、パスワード入力画面で
「たいそうしようよ」と入力するだけ。
これでいつでも「播磨体操第一」が見られますよ(笑)。
さらに動画も張っておきます。
みんなで笑いましょう!
最後に
「ああ播磨灘」は相撲ゲームとして見た場合、
確かに落第点かもしれません。
しかし、単純に格闘アクションとして見た場合、
・・・バランス調整できていない部分もありますが、
それほど悪いゲームではないと思います。
「ああ播磨灘」の全体に流れる独特なセンス、
これを笑い飛ばせるか否かで評価は分かれるでしょう。
仮に、このセンスを受け入れられるのであれば、
これほど面白い、というか笑えるゲームは稀なので、
ぜひ挑戦してほしいと思います。
懐かしのメガドライブで、
この独特なセンスのゲームを楽しんでみて下さい!
中古価格もドンドン値上っていきますね…。
気になった時点で なるべくお早めに買うことをおススメします!
次に見た時に 「値上がってるやんけー」 ってなったら、
「前に見た時に、買っとけばよかったー!」
超萎えます。
レトロゲームの出会いは一期一会です!
ヤリテェ!と思ったら買いましょう!w
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