レトロゲーム記事作成部のウッシーです!
実年齢アラフィフ(50代)
80年代から生粋のゲームヲタだった僕が
今回、紹介するのはこちら!
1986年9月、
ディスクシステム用ゲームとして登場した、
コナミの代表的なアクションゲーム。
それが、
この「悪魔城ドラキュラ」です。
コナミのディスクシステム参入第一弾、
そして「悪魔城」シリーズ第一弾となる本作は、
当時のファミコンゲームには珍しい
「ゴシックホラー」の
雰囲気を持った異色作となっています。
ホラーな雰囲気というゲームは珍しくも新しく、
ファミコン少年たちの興味を引きつけ、
多くの人たちがプレイする結果となり、
今でもその面白さは語り継がれています。
それ故、今も様々なプラットフォームで
シリーズ作品が登場しているのですが、
その難易度の高さも語り継がれているのです。
「悪魔城シリーズ」=「難しい」という
先入観を持つ人も多いでしょう。
しかし、「難しい」という一点だけで敬遠するのは
本当にもったいないゲームなのです。
その魅力の基本を完成させた第一作目の
「悪魔城ドラキュラ」の魅力に迫ってみましょう!
目次
作り込まれたホラーな雰囲気【悪魔城ドラキュラ】
「悪魔城ドラキュラ」の魅力のひとつは、
作りこまれたダークでホラーな雰囲気でしょう。
代々「ドラキュラ」と戦うことを宿命付けられた
「ベルモンド一族」の末裔、「シモン・ベルモンド」が、
ドラキュラ伯爵が棲む城に単身潜入する・・・。
といった背景を元にゲームは展開されますが、
その背景と過酷で孤独な戦いを強調し、
一目でホラーと理解させる雰囲気を作り出す
演出やグラフィックが素晴らしい!
全体的に夜の黒を基調とした暗めの背景はもちろん、
荒廃した城の内部を再現したステージ構成は、
まさにホラー映画のような独特の雰囲気を演出。
闇夜に浮かぶ月、彼方に見えるドラキュラの 棲む塔、
その塔に向かう長い階段など、屈指の名場面が満載です。
ステージは玄関ホールから始まり、
礼拝堂、時計台、地下洞窟、崩れかけた渡り廊下など、
ヨーロッパの古城を彷彿とさせるステージ構成で、
ホラー映画のような恐怖を思い起こさせてくれます。
そのほか、吊り天井のような仕掛け、
完成度の高い名曲の数々などが加わり、
「悪魔城ドラキュラ」
という世界観を形作っているのです。
難しくも手応えがあるアクション!【悪魔城ドラキュラ】
ゲーム内容は、簡単に言えば
横スクロール型のアクションゲームです。
主人公のシモンは2段階にパワーアップする鞭と、
ステージ中に獲得するサブウェポンを武器に、
ジャンプとしゃがみの2種類のアクションで進んでいきます。
これだけ見ると単純なアクションゲームですが、
攻撃中に移動できない、
ダメージを受けると後ろに吹っ飛ぶ、
ジャンプの制御が効かないなど、
クセがスゴい(笑)!
特に足場が狭い場所でダメージを受けたとき、
吹っ飛んだ先の穴に落ちてミス、という事態は
「悪魔城あるある」といってもいい定番のミスでしょう。
このミス、私も何回繰り返したことか・・・。
また、登場する敵もクセの強いものが多く、
非常に苦戦させられるでしょう。
特にステージ5のボスである死神や、
その直前で遭遇する
アックスアーマーとメデューサヘッドの
波状攻撃が激ムズ!!
このステージ5で挫折した人もいるほど、
屈指の難易度を誇っています。
これらの敵キャラとアクションのクセが
難易度を上げている原因と言えるでしょう。
しかし、理不尽な難しさではありません。
アクションに慣れ、出現する敵を確実に倒し、
少しずつ進んでいくことで
必ず突破できるようになっています。
この辺りのバランスが絶妙で、
上達する楽しみも大きいのです。
上達すれば驚くほどスムーズに進めますよ。
原点の面白さは今も健在!!【悪魔城ドラキュラ】
容量も色数も制限されるファミコンで、
ここまで統一感のある雰囲気を作り出した
「悪魔城ドラキュラ」というゲームは、
名作と呼ぶに相応しい作品です。
昔ながらの「死んで覚える」という
難易度の高さはありますが、
決してクリア不可能というレベルではありません。
サブウェポンの聖水が強すぎるなど、
確かに荒削りな部分もありますが、
それを差し引いても一見の価値がありますので、
シリーズのファンはもちろん、未経験の人は
ぜひ挑戦してほしいゲームです。
※ちなみに聖水をうまく使うと、最終ボスである
ドラキュラ(第2形態)でさえ瞬殺できます
今「悪魔城ドラキュラ」をやってみたい
という方は、
ファミコンだけではなく、
ディスクシステムも必要となるので
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータに
収録されていますので、
こちらが最も都合良いと思います。
ちなみに「悪魔城ドラキュラ」は、
ファミコンのROMカセット版も発売されました。
ROM版にはイージーモードが追加され、
BGMもアレンジしたバージョンが使用されています。
ただし、このROM版は
ファミコン末期に発売されたため、
非常に流通量が少なく、現在はプレミアが付いています。
中古価格20,000円は下らないと思いますが、
興味のある人は探してみては如何でしょうか。
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