レトロゲーム記事作成部のサトコです!
ゲーム歴30年以上の主婦です。
生粋のゲームヲタ女子だった私が
今回、紹介するのはこちら!
私にはちょうど
一回り年下の従兄弟がいる。
この可愛い従兄弟に私は
かなり振り回されてきた。
おばに頼まれ
この子を連れて歯医者に行ったときは、
「歯の磨き方が悪い」
となぜか歯医者さんに私が怒られ、
一緒にデパートに行ったときは
従兄弟が迷子になり、
私が地下から屋上まで走り回って探し、
近所の公園に行ったときには
子供同士のケンカに巻き込まれ・・・
とまあ、様々面倒を見てきた。
でも、その中でも一番やっかいで面倒臭かったのが
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児」だ。
目次
子供のハートを鷲掴み
「クレヨンしんちゃん」
といえば、みなさんご存知の通り、
幼稚園児・野原しんのすけ(5)
が主人公のドタバタギャグ漫画だ。
1990年の連載開始以来、
今なお連載が続いており(現在は新クレヨンしんちゃん)
今も昔も子供に大人気だ。
実はこの連載が始まった頃、
私はすでに小学校高学年だったため
正直興味がなかったのだが、
従兄弟はちょうど幼稚園に入った頃だったため、
従兄弟に付き合わされて
マンガやアニメをずっと見ていた。
「クレヨンしんちゃん」といえば、
『みさえ~』
と父親の真似をして母親を呼び捨てにする
しんちゃんが話題になった。
その母親を呼び捨てにする
しんちゃんを真似て
自分の母親を呼び捨てにする子供が続出し、
PTAで問題視されるようになったのだ。
なので、
当時、幼稚園からは
「お父さんお母さんへ。
お家ではお互いを名前で呼ばず、
お父さんお母さんと呼び合うようにしましょう」
という連絡が回って来ていた。
そんな社会問題にもなった
「クレヨンしんちゃん」
ご多分に漏れずうちの従兄弟も好きだった。
そしてご多分に漏れず、
母親を名前で呼び、
この上なく怒られていたのだった・・・
おばからの頼み
とある日、
私はおばに呼び出された。
「このゲームをやってほしい」
そう言って渡されたのが
だった。
どうやらこのゲーム、
クレヨンしんちゃん好きの
子供にねだられて買ったらしいのだが、
このゲーム、
年少さんには少々難しいらしく、
ゲームを上手くクリアできない従兄弟が
癇癪を起してしまったらしい。
(知らんがな)
おじやおばは
スーファミなどやったことがないため、
代わりにクリアしてあげることもできない・・・
そこで、
私に可愛い息子の代わりに
ゲームをやってほしい・・・
ということだった。
(知らんがな、その二)
私自身はそれほど
「クレヨンしんちゃん」
に興味はなかったのだが、
おばの頼みでもあるし、
従兄弟がかわいそうだったので
引き受けることにした。
興味のないゲームをやると・・・
というわけで、
ゲームのスイッチオン。
第1ステージは
どうやら散歩に連れて行ったはずのシロ(犬)が
行方不明になってしまい、
そのシロ(犬)を探しに行くらしい。
家から外に出ると、
見たことのある人物が歩いている。
「お、風間くんじゃん」
しんちゃんの幼稚園の友達の風間くんが歩いてきた。
「話しかけてみよう」
そう思って近づいた瞬間、
『うっ・・・』
しんちゃんは小さくそうつぶやくと
地面に倒れ込んでしまった。
「え?」
えっ・・まさか・・
やられたの?
風間くんは友達だよ?
友達に触ったらダメなの?
私、軽くパニック。
そして
「しんちゃんがしんじゃったー!!」
従兄弟大号泣。
ちょ・・ちょっと待て従兄弟よ。
わかった、理解した。
このゲーム、自分以外はすべて敵パターンだな。
よしわかった。
次からは油断しない。
友達だろうと何だろうと、すべてやっつけてやるからな!
というわけで再スタート。
画面上にいる幼稚園の友達たちを
次々と蹴り上げ、やっつけていく・・・
風間くん、マサオくん、ボーちゃん、ネネちゃん・・・
いつも仲良く幼稚園で遊んでいる友だちを・・・
次々と・・・
蹴って・・・
蹴散らして・・・
・
・
・
・
何が面白いんだ・・・
このゲーム・・・
原作に大して思い入れのないゲームほど、
つまらないものはないのだ。
そこそこの鬼畜ゲーム
とはいえ、
しょせん子供向けのゲーム(当時私も子供だったけどね)
操作方法とルールさえわかれば、
物語はサクサクと進んだ。
第1ステージを難なくクリアし、
第2ステージへ。
第2ステージはなんと
「肝試し」
薄暗いステージを歩いて行くのだが、
ここで従兄弟が
「怖いよ~!!」
まさかの大号泣。
オバケが出てくるのが怖かったらしく、
ステージ中ずっと泣いていた。
・
・
・
うるせぇな
さっさとクリアして黙らせるか。
私はゲームをクリアすることに没頭した。
しかしこのゲーム、
子供向けとはいえ、
なかなかに難易度が高い。
ステージ的には
4つしかないのだが、
ステージ3以降のボスが鬼。
丸腰のこちらに向かって
爆弾を投げたり、ワープしたり・・・
どうやって倒すんだよ!
と考えているうちにタイムオーバー・・・
・
・
・
なかなかにキツイなこのゲーム・・・
しかしなにより一番キツイのは
セーブができないことだ。
しかも、ゲームオーバーになると、
前のステージのボスステージからのやり直し。
・
・
・
鬼じゃね?
そのステージの最初からでよくね?
なんでまたボスと戦わなくちゃならんの?
そして、ステージクリア後にある謎のミニゲーム。
実はこれがステージよりもキツイのだ。
- 旗揚げ
- 神経衰弱
- じゃんけん
- カード探し
これだけ見れば、ただのミニゲームだ。
が!実はこのミニゲーム、
「クリアするまで次のステージに進めない」
というクソな条件付きなのだ。
しかも失敗すると残基が1つ減ってしまう
という鬼畜ルール。
ここでゲームオーバーになると
1つ前のボス戦からやり直しという鬼畜ルール。
じゃんけんや
カード探しなどは
運も絡んでくるという鬼畜ルール。
・
・
・
まさに鬼畜ゲー・・
幼稚園児の恐ろしさ
何度も何度もやり直し、
ステージのアイテムの場所や
ゴール位置などを頭に叩き込んでいく。
最短でクリアできる方法を探しながら
ステージを進めていくのだ。
その甲斐あって
最終ステージまでサクサク来れるようになった。
鬼畜ゲー・・いや、ミニゲームもなんとかパターンを発見し、
ノーミスでクリアできるようになっていた。
・・・さあ、最終ステージだ!
もうすぐエンディングだぞ従兄弟よ!
見事ラスボスを撃破し、
その後の鬼畜ゲームも見事クリア!
・
・
・
・
来た・・・
エンディング来たぞ!従兄弟よ!
さあ、見るがいい!
・・・
・・・・
・・・・・・
寝てる!!
いやいやいや・・・
おねーちゃん頑張ったんだよ?
イライラと
アキアキと
イヤイヤと
戦ったんだよ?
・
・
・
お昼寝の時間はさ、わかるよ?
子供の特権だよ。
寝る子は育つよ。
けどさ・・・・
見てくれよ・・・
頼むから・・・
そして、目を覚ました従兄弟が私に放った一言
「ねーまだー?」
・・・・クソガキがっ!!!
時の流れを知る
知っている人は知っているだろうけど、
「クレヨンしんちゃん」の作者である
臼井義人氏は2009年に不慮の事故によって
51歳の若さで死去している。
作者を失った「クレヨンしんちゃん」であったが、
作者臼井氏のアシスタントやスタッフの手により
「新クレヨンしんちゃん」
として再び連載が始まったのだ。
サザエさん(長谷川町子)
ドラえもん(藤子・F・不二雄)
仮面ライダー(石ノ森章太郎)
・・・
「名作」と呼ばれる作品は、
作者を失ってもなお
後世へと続いて行くのだ。
そして、それらのアニメを見ていた視聴者は
ある時、衝撃の事実にぶち当たる…
私、みさえの歳超えてるじゃん…!!
おしまい
中古価格もドンドン値上っていきますね…。
気になった時点で なるべくお早めに買うことをおススメします!
次に見た時に 「値上がってるやんけー」 ってなったら、
「前に見た時に、買っとけばよかったー!」
超萎えます。
レトロゲームの出会いは一期一会です!
ヤリテェ!と思ったら買いましょう!w
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サトコ

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