
前回のプロフィールからの続きです。
↓
ヤンキーたちから
3年間、いじめられ
何とか耐えた中学生活も
終わりに差し掛かった2学期。
相変わらず、勉強もできない
チビでデブだった
レトロゲームマニアじゃない頃のカワノ
成績はオール1~2
「勉強したくない高校に行きたくない」
「働く」
と僕は親に言いました。
しかし、
「高校だけは行ってくれ」
と母親に涙ながら諭され
僕は高校に行くことにしました。
気乗りしないまま
高校受験。
友人から借りたゲームボーイで
勉強すると言いながら
隠れて
役満ばっかりやってた記憶がある。
勉強が本当に嫌いだった。
僕は名前さえ書けば、
ほぼ100%受かると言われている
偏差値30代の
超バカ高校に受験しました。
そしてなんとか高校に受かりました。
中二病の先駆け!高校時代
受かった超バカ高校…
もちろんヤンキー比率が高いわけです。
高校に行って
「またヤンキーたちに目を付けられて、いじめられたらどーしよう…」
僕は不安でした。
しかし、
超ラッキーなことにその高校は
やたらと校則が厳しく
入学して早々、
目立ったことをするヤンキーたちは
停学→そのまま退学処分。
入学して一ヵ月後には、
ヤンキーが一掃されていました。
学校は僕と同じように
ヤンキーじゃないけど
勉強できない子たちばっかりになってました。
たまたまですが、
僕は運よくいじめに遭わずに
超平和な高校生活を送ることができました。
もちろん元々が勉強嫌いなので
あまり真面目に通学してませんでした。
高校生になった僕は
ソッコーでバイトを始めました。
自分で色々と遊ぶための小遣い稼ぎです!
そして、当時出た
NEOGEO100メガショック
- 餓狼伝説スペシャル
に
どハマりしました。
特にダックキングというキャラの
ブレイクスパイラルという
超必殺技に感動しました。
この超必殺技のコマンドが難しいんだ、これまた。
⬅️↙️⬇️↘️➡️↗️⬇️+BCボタン
これを極めるために
本当、何千回とプレイしました。
学校をサボって
朝からゲームセンターに行きまくってましたw
高校生の頃は
ほっとんどファミコン(スーパーファミコン)は
してなかった…。
学校は
なんとか出席日数ギリギリで登校して
テストの点数などは
先生のお情けもあって
無事に3年で高校を卒業することができました。
悲しすぎる青春
しかし、高校生の頃の僕は
いじめられることなく
平和な高校生活を過ごせましたが…
学校サボって
ゲームセンターばっかり行ってたこと
中学時代に相当にひん曲がった性格+自分への自信のなさから
友達もあまりできず
女の子としゃべるなんてもってのほか。
もちろん、彼女はできず…。
青春と呼ぶには
あまりにも寂しすぎる高校生活でした。
( ;∀;)
まぁ、当時の僕は
時代を先駆けて「厨二病」だったので
「別に、彼女いらねーし」
「女のこと、興味ねーし」
とか、意味不明な強がりを言ってました。
本当はメチャクチャ
女の子に興味があって
仲良くなりたい!
楽しく話をしたい!
と思っていたのに…。
中学生の頃に形成された
ネガティブマインドによって
僕は自分の欲求にすら
素直になれず、
意味不明にプライドだけ高い
そのクセ、
- 勉強もできない
- コミュ力もない
- スポーツもできない
何もできないポンコツ社会人となっていくのであった。
就職氷河期だから就職しません
無事になんとか3年で
高校を卒業できたカワノ。
だが、当時は
就職氷河期と呼ばれていた時代で
高校卒業→就職
という流れで
社会人になるパターンは少なく
高校卒業→フリーター
になるのが
高卒低学歴の若者の間で
流行っていました。
僕も例にもれなく…
高校生の頃から行っていた
飲食店の調理補助のバイトで
月10万円稼ぐか稼がないかの収入で
フリーター
そして実家暮らしをしていました。
(家にお金入れないポンコツっぷり)
そしてこの頃の僕は
社会人として働いていないのは
俺はミュージシャンになる夢があるからな!
と
ほざいていました。
高校3年生の頃
ある日突如、何かせねば!
という厨二病特有の
「俺には選ばれし者の才能がある」
みたいな勘違い全開で
ギターをはじめたのです。
(まぁ、本心は女の子にモテたかっただけですが)
で、
ミュージシャンになるとか言いながらも
- 週5くらいでお気楽にバイトで働く
- 友人たちと頻繁にパチスロに行く
- プレイステーションばっかりして遊ぶ
- 週に1回だけ、バンドで音楽の練習する
みたいな
ダラダラダラダラダラダラ
した時間を過ごしていました。
しかし、この頃は
本当にプレイステーションばっかりやってたな〜
溜まり場と化した
カワノ家の実家で
バンド仲間と
徹夜でゲームばっかりしてた…。
俺は人生の最も頑張るべき時に遊びほうけていた…
そして気づいた時には
僕は26歳になっていました…。
周りを見渡した時に
僕みたいに夢を追いかけているふりをして
フリーターをやっているヤツは
もういませんでした。
みんな、いつの間にか就職して
社会人になっていたのです。
なのに
僕は…
いつまで経っても月10万円前後のアルバイト生活。
パチスロやり過ぎて
消費者金融に借金もしてしまいました。
さすがに危機感を覚えた僕も
「俺も就職しないといけないのかな…」
考えるようになりました。
ミュージシャンになるとか言っていたのに
バンド活動もしてない…
え、俺、まだ自分の夢に対して本気出してないんだけど!
↑
マジで冗談でも、ギャグでもなく
僕は26歳にもなって
自分がやりたい事として選んだ音楽という夢さえ
真剣に向き合えていなかったことに
初めて気づいてしまったのです。
人生において
最も大事な18歳~26歳までの期間を…
若いから、
色んな事にチャレンジしても
許される黄金期を
「あああああああああ、俺は何をやっていたんだ!今まで!」
ポンコツの僕は
本気で夢を追いかけるわけでもなく…
ただただ遊んで
時間を無駄に過ごしてしまったのです…。
↑今の僕が見ても、
この頃の自分のダラダラしてるっぷりはマジで酷かった…。
もし、タイムマシーンが開発されて
たった1回、5分だけ過去に戻れるなら
僕は、この頃の自分を
思いっきり殴り倒しに行きたいです。
説教したいです。
それぐらい、この時の自分に対して
「時間を無駄にするんじゃねー!!!!」
と教えたいです。
今でも激しい怒りを覚えてしまいます…。
話を戻します。
とにかく僕は周りの友人がみんな就職してしまっただけで
簡単に自分の夢も諦めてしまう
「自分の夢にすら本気になって向かっていけない」
ポンコツ野郎なのでした。
さらに
親・兄弟・親戚・周りの友人から、
「いつまでフラフラしてるんだ。お前は?」
そういう風に言われ続けたことが
ボディーブローのように効いてきて…
次第に自分の中でも
「25歳にもなって、社会人として、正社員として働いてないのってどうなの?」
常識というものに
怯えるようになりました。
このままでは、ヤバい…
漠然とした危機感でしたが…
自分も周りの同世代の人らと同じように
正社員として働こう。
僕は「世の中の常識」に飲み込まれ…
ファミコンの楽しさを忘れた
大人の階段を上っていくのであった…