どうも、レトロゲームマニアのカワノです。
本日紹介するのは、1988年6月24日にナムコから発売されたファミコンソフト「妖怪道中記」です。
同名アーケードゲームの移植版なんですが、これがまたファミコン版独自の要素がてんこ盛り!
単なる縮小移植とは呼べないくらいのボリュームなんですよ。
心が汚れきった小学生だった僕が、
この「善い行いをするほど良いエンディングに近づく」ゲームで、
まあ見事に真逆の生き方をしてしまった話…聞いてもらえますか?w
本日は、そんな「妖怪道中記」の裏技と、ファミコン版最大の特徴である「パイアス」システム、
そして地獄でひたすら悪行を重ねていた僕の思い出について書いていきます!
妖怪道中記とは?
- タイトル:妖怪道中記
- 対応機種:ファミリーコンピュータ
- 発売日:1988年6月24日
- 発売元:ナムコ
- 開発:ナムコ/ナウプロダクション
- ジャンル:横スクロールアクション
- ステージ:全5ラウンド
- エンディング:全6種類
いたずら好きの少年「たろすけ」が主人公。
あまりのいたずら好きっぷりに神様からお仕置きを受けて、生きたまま地獄へ連れて行かれてしまうという、なかなかハードな導入から物語が始まります。
神様から授かった「妖怪念力」を武器に5つの世界を進み、最後には閻魔大王の裁きを受けることになるんですが、単に敵を倒してゴールを目指すだけのゲームじゃないんですよね。
- 妖怪を倒してお金を集める
- よろず屋でアイテムを買う
- お祈り場で能力を鍛える
- 隠された道を探す
- 途中でどんな行動をしたかによって結末が変わる
というアクション+探索+育成が組み合わさった、当時としてはかなり欲張りな作りになっています。
基本攻撃は「念力」。
十字ボタンを下に入れ続けると気合いをためられて、その状態でBボタンを押すと強力な「気合い弾」を発射できます。
お祈り場で気合いを強化していくと敵を貫通するほどになるんですが、ため過ぎると息切れして動けなくなるので注意が必要です。
ファミコン版最大の特徴「パイアス」とマルチエンディング
パイアスとは?
ファミコン版最大の独自要素がこれ、PIOUS(パイアス)です。
たろすけの「善の心」「信心深さ」を表す数値で、プレイ中の行動やコンティニューの有無なんかによって変化していきます。
パイアスが高いほど上位のエンディングを狙いやすくなるという、アーケード版には存在しなかったファミコン版オリジナルのシステムです。
全6種類のエンディング
最終ラウンド「輪回界」での行動とパイアスの高さによって、たろすけの行き先が変わります。
ファミコン版では全6種類のエンディングが用意されていて、特にファミコン版独自の最高ランクとして
「げえむ界」
という結末が追加されています。
アーケード版で最上位だった「天界」は、ファミコン版ではその次のランクという扱い。
「げえむ界」では当時のナムコ作品のキャラクターたちが登場する、まさにファミコン版ならではのご褒美エンディングになってるんですよね。
全5ラウンドの内容
1. 地獄入口
たろすけの地獄巡りがスタートする場所。
妖怪を倒しながら進み、最後には赤鬼が待ち構えています。
ここでは基本操作や「もんもたろー」の使い方を覚えるのが重要です。
2. 苦行の道
妖怪を倒すと落とすお金を集め、よろず屋でアイテムを買いながら進むステージ。
「地獄の沙汰も金次第」を地で行く、本作を象徴する面ですね。
3. 幽海
水中を泳いで進むステージ。
「カッパの水かき」があれば高速で泳げます。
龍宮城では乙姫関連のイベントも用意されています。
4. 裁きの谷
ゲーム中でも特に難易度が高い場所。
妖木霊・妖火霊・妖岩霊を倒して3つの宝を入手し、三途の川を目指します。
その先には閻魔大王が待っています。
5. 輪回界
最終ラウンド。
ここでの行動がエンディングに大きく影響します。
高ランクのエンディングを狙うなら、むやみに敵を倒したりお金を取ったりしないことが重要になってくるという、ちょっと変わったステージです。
よろず屋のアイテムと「もんもたろー」
妖怪を倒して得たお金は、よろず屋でさまざまなアイテムに変えられます。
- 妖怪汁:その場で体力を4回復
- 地獄丼:その場で体力を6回復
- 道中まんじゅう:持ち歩ける回復アイテム
- べんじょんそん:移動速度アップ、ジャンプ距離も伸びる
- カッパの水かき:水中で素早く泳げる
- 妖怪護符:ご先祖「もんもたろー」を呼び出すのに使用
- 連射:念力が2連射・3連射可能に
「もんもたろー」はたろすけのご先祖様で、妖怪護符を持っている状態でSELECTを押すと呼び出せます。
空中を自由に移動しながら攻撃できるので、通常のたろすけでは戦いにくい相手に非常に有効です。
不要になったら再びSELECTで元に戻せます。
説明書に載ってる「まる秘テクニック」
①気合いをためたまま歩く
普通は十字ボタン下で気合いをためている間その場から動けないんですが、進みたい方向+斜め下に十字ボタンを入れることで、気合いをためながら歩けます。
敵に近づきつつ強力な気合い弾を準備できる便利ワザです。
②気合いジャンプ撃ち
気合いをためた状態でAボタンを押してジャンプし、そのまま空中でBボタンを押すと、気合いを維持したまま空中から気合い弾を撃てます。
ボス戦などで重宝するテクニックです。
③だきつき鬼を振り落とす
たろすけの頭に乗ってお金をどんどん奪ってくる「だきつき鬼」ですが、十字ボタン左右を素早く交互に入力すると振り落とせます。
④敵の頭を踏み台にする
敵によっては頭の上にジャンプで乗ってもダメージを受けません。
倒す余裕がない時は、頭を踏み台にしてそのまま飛び越えてしまいましょう。
妖怪道中記の裏技
①テストモード
タイトル画面で、2コントローラーの「上+A+B」を押したまま、本体のRESETボタンを押すとテストモードに入れます。
- OBJ:キャラクターグラフィックを見られる
- BGM:ゲーム中の音楽を聴ける
- EFFECT:効果音を聴ける
開発・動作確認用と思われるモードをプレイヤー側から呼び出せる、本作を代表する裏技です。
②すずめのお宿で隠し演出
すずめのお宿でたろすけが寝ている時に、Aボタンを連打すると、通常とは違う隠し演出を見られます。
場所によって内容が変わるのが芸コマで、苦行の道・幽海では女の子絡みのコミカルな演出、裁きの谷では化け物が登場する演出になります。
③デモ画面でたろすけが死亡
タイトル後のデモ画面中にSTARTボタンを押すと、デモ中のたろすけが死んでしまいます。
攻略とは何も関係ない、ナムコらしい遊び心の小ネタ裏技ですねw
注意点として、「妖怪道中記」はPCエンジン版も存在していて、そちらには4画面化や5面スタートといった別の裏技があります。
ファミコン版とPCエンジン版はコマンドが完全に別物なので、ネットで裏技を調べる時は機種を混同しないよう気をつけてください。
僕も昔、雑誌の情報を鵜呑みにして「あれ、コマンド入力しても何も起きないぞ…?」って首をかしげてた時期がありました(結局それPCエンジン版の裏技でしたw)。
攻略のコツ
- お祈り場で能力を強化する:おさい銭を払い、A・Bボタンを連打することでパイアス・気合い・ジャンプなどを強化できます。後半へ進むほど重要度が増します。
- パイアスを軽視しない:普通のアクションゲームの感覚で敵を片っ端から倒しているだけでは、高ランクのエンディングを狙いにくいです。
- 輪回界では敵やお金を避ける:良いエンディングを狙うなら、敵をなるべく倒さず、お金にも手を出さずに進むのがコツ。普通のステージとは真逆の攻略思想になるのが面白いところです。
- 回復アイテムを準備する:後半は難易度が高いので、「道中まんじゅう」のような持ち歩ける回復手段を確保しておくと安心です。
地獄で善行を積めなかった僕の話
ここからは過去のカワノの話です!
当時の僕、このゲームのことを完全に「妖怪をぶっ倒しまくって金を稼ぐゲーム」だと思い込んでたんですよね。
パイアスなんていうシステムの存在すら知らずに、目の前の妖怪を片っ端から念力でぶっ飛ばして、お金を拾って、よろず屋で買い物して…っていう、まあ普通のアクションゲームの遊び方をしてたわけです。
で、当然、小学生の僕は
そんな殺伐としたプレイスタイルで良いエンディングを迎えられるはずもなく…。
輪回界に到達した時も、「よし最後だ、頑張るぞ!」って調子に乗って目の前の敵を全部倒し、落ちてるお金も全部拾い尽くしてから閻魔大王の裁きを受けた結果…
出てきたエンディングが最低ランクのやつだったんですよ。
ガチで「え、これで終わり…?」って画面の前で固まりましたねw
後になって攻略情報を読んで、
「輪回界では敵を倒さず、お金も拾わない方が良い」って知った時の衝撃といったら。
「そんなん先に言うといてくれー!」って一人で叫んでました(当然誰も聞いてない)。
地獄の裁きって、ゲーム内だけじゃなくて僕の心にも下ってたんだなと、今なら笑って振り返れます。
いやー、なーんかこのゲーム、見た目はコミカルでかわいいキャラクターばっかりなのに、
システムの根っこはめちゃくちゃ説教くさいっていうか、道徳的なんですよね。
子供心に「悪いことすると報いがある」って体で学ばされた気がします。
今の僕が多少なりともまともな大人でいられるのは、案外このゲームのおかげだったりして…なんてw
まとめ
- 「妖怪道中記」は1988年発売、ナムコのアーケード版を大幅アレンジしたファミコン版
- 最大の特徴はファミコン版独自の「パイアス」システムと全6種類のマルチエンディング
- 最上位エンディング「げえむ界」はファミコン版だけの追加要素
- 裏技は「テストモード」「すずめのお宿の隠し演出」「デモ画面の小ネタ」の3種類
- PCエンジン版とはコマンドが別物なので、裏技情報の混同に要注意
- 輪回界では敵もお金も避けるのが良いエンディングへの近道
- そして、地獄で好き放題暴れて痛い目を見たのは僕自身の話
気になった人は、ぜひ「妖怪道中記」で地獄巡りをしながら、自分がどんなエンディングに辿り着くか試してみてください!僕みたいに悪行を重ねて残念な結末を迎えても、それはそれで良い思い出になりますよw
コメントで皆さんが辿り着いた「妖怪道中記」のエンディングや、思い出話もぜひ聞かせてください。
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